衰え認めぬプライドの高いオトコ…どう見守る？

朝日新聞岡山版連載「いろとりどり」、8月13日掲載は、持病があって徐々に衰えていく夫を介護するAさんの話です。
Wife390号「親切にされる男」から抜粋して掲載しました。

パートナーにはできるだけ健常でいてほしい妻
健常者の立場を保ちたい、衰えていく自分を認めたくない夫

本人の立場に立てば、その心情は極めて自然なもの。
それでも現実はどんどんズレていく。
現実を認めようとしない夫を半ば諦めを含めて眺め、冷静に対応策を探す妻。

全く体が動かなくなったパートナーを介護するのもつらいけれど、
この状態のパートナーのメンタルに付き合うのも結構大変なのです。

財政危機で介護保険はどんとん認定が厳しくなっているけれど、初期の状態でも専門家のアドバイスがあれば、その後の状況は違ってくるはず。

ちなみにAさんは、専門家のサポートを探す際、Wifeに掲載したこの作品を持参して、夫の状況を把握してもらったのだそう。
まずは、記録が大切！ですね。