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今、イチ推しのドラマ、ありますか!?

2020.09.30

おうち時間が増えて、TVドラマを観ることが多くなったでしょうか?とはいえ最近はYou TubeやNetflixなど動画配信サービスもあるから、昭和の時代みたいに「みんなが同じドラマに熱狂する」って言う現象はもう起こらないかな……いや、昔の人気ドラマだって、実は「みんな」見ていたわけじゃない⁈ Wife編集長のブログが面白いので転載します。
「半沢直樹みてる?」―我が息子も含めて、30代、40代、50代の男性たちが合い言葉のように言っていた。ステイホームと重なり、その時間帯に、お父さんたちがこぞってテレビの前に座ったのだろう。大人気なのは、視聴率が物語っている。でも、私は一度も見たことがない。あの時間枠の、今までの零細工場逆転劇ドラマも、毎回熱心に……などという魅力は感じなかった。男と女の違い、だろう。
大昔の子育てのころ、「北の国から」が大人気だった。まだかろうじて父親の役をこなそうとしていた元亭主は、その時間のチャンネル権を絶対に譲らなかった。特に地方で育ち、都会でひとり社会の波に飲み込まれそうになっている男たちにとって、「北の国から」の設定はバイブルのように輝いていたらしい。私もお付き合いで毎週欠かさず見てはいたが、見れば見るほどツッコミどころ満載のドラマで、のめり込めない。滑稽にすら見えてしまうのだ。そんな私の冷ややかさは、きっと相方にも伝わっていたのだと思う。つくづく、男と女の違いを感じたものだ。
当時は、そのドラマを心から楽しめないのは私が異分子で、「亭主が好きな赤烏帽子」になれない私がいけないのだと思っていた。しかしのちに、仕事仲間の女性たちのほぼ全員が、「北の国から」なんて見たことないということを知った。友人たちとレンタカーで北海道を旅したときにも、富良野に作られていた「北の国から」観光セットに興味を示したのは私だけだった。みんなが大好き、みんなが見ている、みんながそう思っている―というメディアのことばを信じてはいけない。みんなが好きでも、私は好きでない、ちょっと引っかかる、そんな自分の思いを大事にした方がいいと、改めて思う。
私は学生時代、友達に「昨日の山口百恵の『赤い◯◯』面白かったね!」と言われて、見てもないのにウンウンと曖昧に笑っていたなあ。私も「半沢直樹」はどうもね、社畜だった頃の傷が疼いて面白く見れません😓 私の好きなドラマは「家政夫のミタゾノ」。シリーズ再開を心待ちにしてます❤️
皆さんのイチ推しドラマも教えてくださいね😊