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Withコロナの時代・・・マスクから見えてくること

2020.06.27

コロナ後の新たな日常を目指して、日本全国マスクが席巻。手に入りやすくなったのはいいのだけど…あっこちゃんさんからコメントいただきました。

出会う人の95%くらいがマスクをしています。花粉症の私は、40年来、春になるとマスク必須でしたが、まさかこんな日が来るとは想像したこともありませんでした。
花粉シーズンが終わり暑くなってきたらマスクなしで外に出られるはずが、今年は役所、交通機関、お店、公園にも「マスク着用のお願い」をされてしまい今日もマスクでお出かけです。
ホントのところ、感染予防効果はどうなんだろう…と思いながら、人の目を気にしてマスクをしています。

不織布の使い捨てマスクも手に入りやすくなってきたけれど、暑いときは辛いし、常用するには化学物質も気にかかります。実際、何となく臭いとか不快に感じるときもあるし。
で、流行に乗って(?)私もマスクを作ってみました。
ハンカチを折っただけで縫わないずぼらマスクも試したのだけと、何重にもなって案外暑かったから、快適さ優先で。
…もはやマスク着用の目的は完全に感染防止ではありませんね(苦笑)。
ことをスムーズに運ぶために、面倒を避けるために。
社会の中で自分を守るために、工夫してみたわけです。もともと手芸大好きだから、作るのは楽しいしね。
いろいろ困ったことの多い「コロナ禍」だけれど、手作りの楽しさに目覚めた人がいるのはちょっとうれしい。

だけどね、もやもやするんですよ。
こんな話を聞きました。

その1.
口元を手で押さえ、泣き出しそうな表情で登校してきた一年生。気分が悪いのか訊ねたら、マスクをしていないことを見知らぬ大人に咎められ、両手で口を隠すようにして走ってきたのだと…怖かっただろうねぇ。

その2.
アトピーの子。
学校の指導に従って装着していたマスクを外したら、口の周りが真っ赤になっていた。
親が学校に交渉してマスクをせずに登校する許可をもらったけれど、いじめられないか心配している。

その3.
自閉症の人たちと川沿いを散歩していたら、マスクをしないで外を歩かせていると近隣住民から役所に通報されたらしい。
マスクが苦手な彼は、次の日から散歩に行かせてもらえないことに。それでイライラを他者や自分にぶつけたら、薬を飲まされちゃうのかな。

何かおかしいと思いながらも、社会的命を守るためにマスクをつける。
行きたい場所に行くために、「お願い」に従ってマスクをつける。
うーーーん。私のマスクは、同調することで苛めに加担しているのと同じなのかもしれません。

「マスク警察」に挿絵のワンコも怒っています😡
でも、イジメに加担するつもりはなくても「メンドくさいから従っておこう」という気持ちが、社会的弱者が生きにくい状況を作ってる、という指摘にはハッとさせられます。
だいたい今の状況で、マスク、感染防止に役立つのか…こんな報告もあります。
岩田医師がマスク着用の是非解説
「コトバの断片だけを見て、全部決めつけてしまう。条件を無視して怒り出してしまう。コロナウイルス感染問題で、こういう人がとてもたくさん見つかっています。」感染の恐怖が負のスパイラルを生み出しちゃうのでしょうか。こうやって日常をいろいろな側面で切り取ってみることって、みんなが住みやすい世の中を考えるためには大切ですね😊

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