コロナ騒動に向き合う マスクの話
2020.05.14
コロナ騒動で、地味で日陰の存在だったマスクが一躍脚光を浴びました。日本政府の目玉コロナ対策、「アベノマスク」。すでに不織布市販マスクもかなり入手し易くなっていますが、日本各地に届くのはいつになるのでしょう。マスクに関する話題をWife編集長のブログから拾いました。
アベノマスクはまだ我が家に届かない。東京都から優先的に配っているそうだが、多摩地区は東京であって東京ではないのだ。マスクはすでに手に入りやすくなっている。「送ってあげるよ、こっち普通にマスク買えるから」と大阪の息子が言ったのは、3週間ほど前だった。ガーゼのマスクが、もし明日我が家の郵便ポストに入ったとしても、ありがたみはゼロだ。配布にかかった何十億、何百億円の大無駄遣いというわけだ。ばかばかしい! 一律10万円も、もらえるころにはすっかり元通りの経済活動になっているのかも。
何度も書いたかもしれないが、散歩や買い物の際に私が使っているのは、ハンカチマスク。ハンカチをたたんで、端に100均で買った髪ゴムをくぐらせただけのものだ。昔流行った派手な柄、ブランドハンカチ、ただ白いだけのもの、薄手のおしゃれハンカチ、スカーフのようなものなど、手持ちのあらゆるハンカチで試したなかで、最もしっくりしたのがシンプル柄の男物大判ハンカチだった。鼻から顎までふわっと包み隠せるし、呼吸もしやすい。家に帰れば、洗濯機にポンポン入れて、次にまた好きなものを折りたたんでマスクにする。
捨てるに捨てられず、一生使うことがなかっただろう頂き物の大判ハンカチが、大活躍している。濃いめの色でおしゃれ過ぎる柄だと、まるでギャングのようになってしまうこともあるが・・・。外に出るときはこのハンカチマスクで顔の半分を隠しているから、すっかり化粧という行為を忘れてしまった。
Wife会員のメーリングリストにも「ミシンでマスク手作りしました」との声がたくさん届いています。ボランティアで学校や施設に届けたという人も。手作りする人が増えたので、ガーゼやマスク紐、果ては白糸まで入手困難になった時期もあったとのこと。マスクは今まで「安いものを使い捨てる」というのが常識だったけど、これが今回の騒動で「足りないものがあったなら、家にあるもので工夫してつくる」「足りないところに融通し合う」という動きに変化したのは良いことですね。我らの政府には「マスク二枚を迅速に配布するだけの力もない」という現実もしっかり認識できて・・・現実を直視する上でも役に立った、かな?😅
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