NHK「チコちゃんに叱られる」のMC岡村さんが、ラジオの深夜番組で女性に対する問題発言をしました。その後彼は発言に対するお決まりの謝罪をしたのだけど、ネットで、彼をNHKの「チコちゃん・・・」から降板を要求する署名が上がりました。
女性軽視発言をした岡村隆史氏に対しNHK「チコちゃんに叱られる」の降板及び謝罪を求める署名活動
今まであまたの政治家、タレントが女性蔑視発言をしてその都度反騒がれていたので、私は、ここまでは、言ってしまえば「いつものこと」と眺めてました。ところが今回はその署名活動がやりすぎだ、と、署名活動を批判する声、岡村さんを擁護する声が上がってきました。この現象について、署名活動を始めた山本さんが署名活動に関して意見表明しています。
岡村隆史さんの発言に対する「署名はやりすぎだ」。その声に対して、22歳の私が持つ危機感
この一連の記事、報道をについて、みなさんが何を感じたのか聞いてみたいと思いました。
私には山本さんの危機感、違和感がわかる。でもそれが彼女と同じものであるかどうかわかりません。このような言い回しになるのは、60歳である私と彼女は世代が違うから、そして私はこのような発言にある程度鈍感になることで、社会を生き抜いてきたからです。
今、若い人の認識は全く変わっていると、30代の娘たちと話していても感じます。そうであれば22歳の彼女がこの発言に感じた衝撃は私よりもよほど大きいでしょう。ところがその彼女たちに対する「署名は吊るし上げだ」という声。ネット特有の攻撃的反論を読むと、今までと同じお決まりの炎上のように感じるけれど、ちょっと違うようにも思えるのです。これは本当にフェミニズムとそのバッシングという問題なのか。ここには時代が移り変わる中での、膿のようなものが隠れているのではないか。私はそう感じました。
だから様々な年代、経験を持つ人が集まるこの場で、いろいろな意見を聞けたなら、この発言騒動の違和感がもっとハッキリしたものになるかもしれない。そして日本社会が変わったのか、変わってないのか、どこに向けて変わって行けばいいのか、少し見えてくるかもしれない。そう思って提案します。岡村発言に何を感じたか、署名は行き過ぎだ、との声をどう思うか。コメントください。ネット上非公開もOKです。言いたいこと、ホンネを書いてみてください。非公開希望の場合はその旨記載ください。
別ページで「私たちのMeToo」もコメント募集しています。いろいろな立場、年代の人がそれぞれの経験を、小さな違和感を上げていくことで社会が見えてくる、そして進む先が見えてくるのではないかと思っています。