書くことでつながる女性たちの広場

SNSと「Wifeに書くこと」との違い——自分に向かい合って書く

とある海外移住者のclubhouse(名前を失念😓)で、日本人は「距離と妬みが比例するのよ」という話を聞いた。
遠い他人の成功に対しては冷静を保って祝えるけれど、コミュニテイ内の成功者は足を引っ張られると。

なるほど。
近しい立場の人、友人、兄弟の成功を耳にすると心穏やかではいられなくなるってのはわかる気がする。
いつも人と比べることで自分の立ち位置を確認するのが日本人の習性か。
自分が手に入れるかもしれない——
そう期待していた果実を、妹がもぎ取った。
むむ、確かに妬ましいだろうな。
大人ならば、大人だから
そんな気持ちをあからさまに表に出しはしないけど。

でも投稿誌Wifeは自分のありのままを文章にしてさらけ出すところ。
ここでは書くのも読むのも自分たちと同じ「普通の人々」。
失敗談や罪悪感、心のモヤモヤだけでなく、喜びや成功談もどんどん出てくる。
表現が拙くて「単なる自慢か⁈」みたいに読める事だって、ある。
下手をすると、投稿誌Wifeは、妬みや劣等感渦巻くネガティブの吹き溜まりになるかもしれない。

でも、それはない。
ありのままの悲しみ、喜び、挫折、達成感、憎しみ、許し、その他モヤモヤが書かれているけれど、
投稿誌Wifeはマイナスエネルギーのたまり場では決してない
むしろここには、静かな、暖かさがある。
それはどうしてだろうか。
それはきっと、書く人が、書くことを通じて自分自身に向き合っているからだろう。
「どうしようもない自分」を抱えながらも、なんとかかんとか書いて自分を見つめている。

書き手がほんとうのことを書こうとした言葉は、きちんと人に伝わる、と思った。
だから読み手は、その人に起こった出来事を
喜びも悲しみも、そっくりそのまま受け止めることができる。

投稿誌Wifeには、そんな「場の力」がある。
58年前から、女たちが書くことに正面から向き合って、
書きつなげてきた場所のエネルギー。
投稿誌Wifeはそんなコミュニケーションの場所なのだ。

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    • 2021年 11月 29日

    ちょうど先日、元編集長宅に伺ったときにも「幸せな話はつまらないのはなぜ?」「日本人は嫉妬しやすい?」てな話になりました。

    子どもが幼いころ、誰かが何かをもらったときに「よかったね!」と言っているのを聞いて、感動したことがあります。大人の自分もこの子のように喜んでいたいな、と。

    どうしようもない自分をさらけ出しても、世間では冷たくあしらわれたり憐みの眼で見られそうなことでも、そっと受け止めてくれる…という信頼があるから、ドロドロしてることもルンルンしちゃうことも、これからも書いてしまいます、きっと。
    で、wifeに書くとひとつステップをあがれる感じ。一人では前に進めず、かといって親しい人に直接とか世間に向かって大声で訴えるのはハードルが高いときにも、ちょうどよい距離感ということなのかな。

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