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田中美津「この星は、私の星じゃない」公開

#Me too運動の先駆け、ウーマンリブ運動の牽引者となった、田中美津。彼女を追った1000日間のドキュメンタリー映画。決してスマートではない、不器用に、ただ一生懸命生きる。彼女の生き方が、「明日を自由に生きる」ことを求めるあなたの”魂の声”を呼び起こす。

2019年10月26日(土)より、渋谷ユーロスペースにて公開。詳細は、こちらから。

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    • Wife編集長
    • 2019年 10月 16日

    「この星は、私の星じゃない」―日本のウーマンリブのカリスマ的存在といわれている田中美津さんを追っかけたドキュメンタリー映画の試写会にいった。小さな会場の中で、松井久子監督の「何を怖れる」や「不思議なクニの憲法」の制作・上映で出会った人たちの顔を、何人も見た。この手のイベントに集まる人たちは、何年も変わらず同じなのだ。あれ、誰だったっけ、あの人も、この人も、見たことがある・・・。事務局として奔走した「何を怖れる」のときより、髪が白くなったり、杖が手放せなかったりしているが、新しい顔はほとんど見られない。

    田中美津さんは76歳。「便所からの解放」とか、「いやな男からお尻を触られたくない、でも好きな男が触りたいと思うお尻が欲しい」など、言葉を操る力がすごいのだ。ヒステリックにガンガン叫ぶ女性解放じゃなく、「こうあるべきという縛りからとき離たれて、自分らしく生きたい」というメッセージが、私の心には素直にしみこんでくる。ここ数年は沖縄に通い詰め、最先端で座り込みもしている。本土の無関心が沖縄の人たちを追い詰めていると、その通りだろう。

    映画としての作りや撮り方などには目をつぶることにしても、田中美津という女性の生き様を知るにはいい材料だと思う。私たちは田中美津のことを、もっと、ちゃんと知っておくべきだと思う。

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